はじめに
CTOの鈴木健太です。25卒エンジニアのみなさん、このページをみてくれてどうもありがとう!
CARTAはみなさんの可能性を信じています。「人の想いで、人と未来の可能性を、拓いていく。」ためには、みなさんの力が必要です。現代のソフトウェア開発は決して一人だけの力ではなし得ません。チームで、仲間と共にものを創ることを私たちは大切にしています。
CARTAは2019年にVOYAGE GROUPとサイバー・コミュニケーションズが経営統合して生まれました。両社とも20年近くウェブの領域に根ざして事業を続けてきた会社です。これまで、マーケティング及びメディア領域を中心に多くの事業を生み、育て、プロダクトとともに成長してきました。その中で、現実の問題に向き合い、本質的な課題を見い出して向き合い続けてきました。
CARTAのエンジニアは「事業をエンジニアリングする技術者」です。セールスも、開発も、運用も、経営者も、全員一緒になって価値提供をするために協力します。そして日々、価値を届け続けるために創意工夫をし、プロダクトを改善し続けています。
みなさんと一緒に、様々な産業に「進化」を、そして未来の可能性を拓いていく日を楽しみにしています!
CARTAの事業と配属について
CARTA HOLDINGSでは、月間数百億インプレッションを誇るデジタルマーケティング事業、会員数700万人以上のメディアなどを運営するインターネット関連サービス事業の2領域で、20以上のサービスを展開しています。データサイエンスエンジニアについては、株式会社テレシー または 株式会社CARTA MARKETING FIRM(旧Zucks) への配属を予定しています。(※変更になる可能性もあります)
■テレシー
テレシーは7兆円の広告業界に革命を起こすゲームチェンジャーを目指しています。 テレビCMを効果分析しながら運用出来る「運用型テレビCM」を中心にクライアントのマーケティング・パートナーとして、戦略策定、クリエイティブ制作、オンライン、オフラインのトータルメディアプランニング・バイイング、特許技術を取得した効果測定に至るまで、顧客の事業成長をマーケティング側面から支援するマーケティングソリューションカンパニーです。
・テレビCM視聴データ × レスポンスデータ(KPIデータ)からテレビCMの投資効果の可視化
・放映エリアの投資効果分析
・テレビCM枠(番組)の効果分析
・テレビCM視聴傾向の分析
・テレビCM素材の効果分析
<使用技術・ツール例>
言語:Python(statsmodelsライブラリ)
基盤:AWS
ツール:GitHub,slack,discord など
分野:統計学、時系列解析、サンプリング法・カルマンフィルタ、機械学習、数理最適化、制御工学、因果推論、計量経済学、行動経済学
▼何が難しいのか、どうやってるのか
テレビCMの効果を示すためのデータや方法には、各社によってさまざまな考え方が存在します。具体的な手法として、テレシーではモデリングを使用して「CMがなかった場合のKPI」と「実績KPI」の差分をテレビCMのアップリフトとして評価しています。ただし、一部のデータはテレビCM以外の要因の影響も強く受けることがあるため、お客様のKPIデータを盲目的にこの方法に適用するわけにはいきません。私たちテレシーのデータサイエンティストチームは、多様なデータソースの性質を検証し、どのようにテレビCM以外の影響を除外してCM効果を浮き彫りにするのかを考え続けています。
また、広告業界内でのテレビとWebの知識は大きく異なる部分も多いですが、テレシーは電通グループの長年のマス広告の経験とVOYAGE GROUPのデジタル広告における専門的なノウハウを併せ持っています。
▼やりがい
7兆円規模の広告業界の中で、テレビCM市場は約1兆8千億円を記録し、依然として大きな比重を占めています。また、一度に非常に多くの視聴者にアピールできる点で、テレビは広告媒体としての圧倒的な存在感を持っています。そのような独特な業界のデータから得られる示唆の発見は、テレシーのDS職の魅力の一つです。実際に、テレビCM放映のタイミングとWeb上のユーザー行動の変化との関連をデータで示すことができます。そのような分析を繰り返し、長期にわたってお付き合いのあるお客様のKPIを追跡すると、その進展が明確に見えてきます。このように、テレビCMを通じてお客様の成長をサポートしている実感を得られるのは、この仕事の大きなやりがいです。
▼参考記事
・テレシーについて
https://techblog.cartaholdings.co.jp/TELECY
・テレシー開発チームについて
https://www.wantedly.com/companies/company_4845376/post_articles/397179
■CARTA MARKETING FIRM(旧Zucks)
株式会社CARTA MARKETING FIRM(以下CMF)は、「Zucks Ad Network」「Zucks Affiliate」を開発・運用しており、主にスマートフォン向けデジタル広告に関するサービスを提供しています。それぞれのサービスごとに事業部があり、今回はその中で「Zucks Ad Network」を開発・運用している開発局での募集になります。
開発局では月間270億インプレッション(2022/8実績)のトラフィックを捌く広告配信システム「Zucks Ad Network」を開発・運用しています。配信設定システムの改善や膨大な配信ログを活用する仕組み作り、収益性の向上のための配信ロジックの最適化などを日々行っています。
また最近では、音声広告・動画広告などの新しい広告フォーマットを配信するアプリケーションの開発、2年でリクエスト数約2倍まで成長し続け現在月間3200億リクエスト(2022/08実績)を捌くDSPの開発やSSPとの接続、他社と協業してアドフラウドに対する取り組み強化、ターゲティングの精度・効果向上などがあります。
▼データ解析チームのミッション
データサイエンティストが所属するデータ解析チームでは、CMFの広告配信プラットフォーム (DSP, アドネットワーク)での広告表示権利のリアルタイムオークション(Real Time Bidding)の入札ロジックや、クリック単価の値付けロジック、広告運用オペレーションの自動化など、予測と最適化による意思決定を自動化することをミッションとしています。
▼経験できること/身につくスキル
・事業全体のデータ利活用促進(e.g. 意思決定支援、業務改善など)
・プロダクトにオーナーシップを持ち、仮説検証から実装への落とし込み、継続的に運用するまでの一連のサイクルを担当
・学習データが変化し続ける環境で機械学習予測モデルを利用する方法
・社内向けに予測・最適化の仕組みについて説明し利用してもらう方法
・実問題の予測分析、効果検証スキル
・実問題の最適化を実装するスキル
・R&D
▼参考記事
・CMFについて
https://cartaholdings.co.jp/engineering/teams/zucks/
TechVision
「人にもっと、創造的な仕事を」
私たちは実現者です。私たちは技術と真摯に向き合い、世界をより良くしたいと考えています。私たちは技術を磨き、世の中と向き合い、課題を見つけます。人々が考え、解く力を私たちは信じています。問題を楽しみ、チームで支え合いながら、実世界の課題を解決するのが私たちの仕事です。
▼Tech Visionを体現する中で大切にする価値観と習慣
価値観:「本質志向」・「共に信頼し、共に創る」・「価値を届け続ける」
習慣:「質は速さ」・「推測するな、計測せよ」・「毎日試す」・「先人に感謝し、還元する」・「最良のコードは、コードなし」
テクノロジーに向き合う組織として、上記の価値観と習慣を大切にしています。詳細はこちらの記事をご覧ください。
https://techblog.cartaholdings.co.jp/entry/carta-tech-vision
エンジニア文化
事業をエンジニアリングする
CARTA HOLDINGSのエンジニアは要件を聞いてそのまま要件どおりにつくるだけではありません。それぞれが当事者として事業を成長させるために何が課題なのか、遠い未来のことを予想するのではなく、その時点での仮説をたて実行します。当事者として直接関係ないところにも手を出していく力も重要視しています。
また、私たちのこの考え方をまとめた「Enginners in VOYAGE」はITエンジニア本大賞2021の技術書部門大賞・審査員特別賞を受賞しました。「事業をエンジニアリングする技術者たち」として改定改題版も2022年8月に出版しています。
参考:https://techblog.cartaholdings.co.jp/entry/cartabook
最適の技術で最高のプロダクトを作る
私たちは現在、20以上のサービスを運営していますが、それぞれ技術は固定していません。サービスに応じて最適な技術をエンジニアが選定して取り入れています。
▼使用技術
Go, Scala, Python, Erlang, Ruby, Perl, Rust, JavaScript, TypeScript, PHP, Swift, Objective-C, Kotlin, Java, AWS, GCP, Docker, New Relic, Datadog,Snowflake, dbtなど
▼ツール
VSC,Eclipse,JetBrains(GoLand, PhpStorm, RubyMine, PyCharm, All Products Pack)など
フルサイクル開発
フルサイクル開発では、エンジニアがプロダクトに対しオーナーシップを持ち、役割を分けず、裁量と権限を持ってアイデアが顧客に価値を届けるまでのサイクルを担当します。
一人のエンジニアがソフトウェア開発プロセスの全段階に関わり、リードタイム、品質、効率性を向上させるサイクルを回します。
また、運用やサポートまで見据えながら設計することで、オーナーシップと全体的な視点を持ってプロダクトが価値を提供し続けられるようにデザインしていきます。
もちろん、チームとして取り組み仲間同士フォローしあうことを重視していますので、一人ですべての領域の開発ができなくてはならない、ということはありません。各々の得意な領域が偏らないように定期的に担当の見直しも行い、フルサイクル開発の考えを実現しています。
参考:https://techlog.voyagegroup.com/entry/2019/02/04/171325
募集要項
▼募集職種
データサイエンスエンジニア職
<応募資格>
・2025年4月入社予定の方(理系学部に在籍されている方)
・Pythonでの開発・分析経験がある方
・データを使った問題解決に挑戦したい
・データ分析以外の領域と連携しながら業務に取り組みたい
・エンジニアリングを真面目に楽しく一生懸命やりたい、技術で誰かに貢献したいという熱い想いをもった方
▼年俸額
504万円~
※業績により決算賞与別途支給
※年棒制(賞与含む、年12分割支給)
※年2回給与見直し(1月・7月)
▼勤務地
東京本社(虎ノ門)
東京都港区虎ノ門2-6-1 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー36~38階
また、COVID-19以降、働き方は柔軟に対応しています。集中して開発したい日はリモートワーク、仲間とホワイトボードを囲んで相談やペアプログラミングしたり、雑談したいときはオフィスへ出社など、チームの状況や業務にあわせて働く場所を選んでいます。(なお、地方でのフルリモート勤務は原則認めておりません)
▼勤務時間
9:30 ~ 18:30(実働8時間)
※スーパーフレックスタイム制の適用あり
▼各種手当・福利厚生
▼休日休暇
休日休暇完全週休2日制(土・日)、祝日、 年末年始休暇、年次有給休暇(初年度入社日より12日付与)、ボーナス休暇、慶弔休暇、失効年次有給積立休暇、産前・産後休暇、生理休暇など
▼諸手当
交通費(指定オフィスから1.5km以上に居住で毎月上限5万円)、超過勤務手当
▼各種保険
健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険に加入。
※健康保険:関東ITソフトウェア健康保険組合に加入(直営の保養施設などの利用可)
▼福利厚生
健康診断(年1回、健康保険加入者が対象)、表彰制度、バリスタ常駐社内カフェ、フリードリンク(社内Bar「AJITO」では、定時以降はすべてのアルコールがフリー)、社内総会、サークル活動など
詳しくは下記もご確認ください。
https://techblog.cartaholdings.co.jp/workstyle
選考フロー
書類選考→エンジニア面接→エンジニア責任者面接→人事面接→最終面接
※会社の技術や雰囲気を知っていただくために、複数回面接を設けております。
※「人事面接」を通過した方は、より会社理解を深めるために社員との交流の場も設ける予定です。
※選考回数やスケジュール、選考内容は人によって異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
COVID-19に伴う採用活動のお知らせ
最終面接までオンラインで行うことが可能です。
人事面接以降はご希望の方のみ、オフラインでの選考も可能です。
オフラインでの選考はCOVID-19の状況に応じて控えさせていただく可能性もありますので、あらかじめご了承ください。